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中辺路町高原〈7〉秋の棚田とガシランボ

熊野地方の聞書き集を読んでいると、妖怪を目撃した人の話や、不思議な体験をした人の話が多く載っていて面白いです。熊野地方は巨木や巨石、大きな滝などが濃密に分布している地域なので、古代から自然を畏敬する気持が強かったところだと思います。その気持が様々な伝説を生んでいったのでしょう。巨木のまわりには今も、得たいの知れない何かがはねまわっているような…。その子の名前はガシランボ。

里のみち 天空の里の物語 中辺路町高原〈7〉

中辺路町高原〈6〉天空の盆踊り

盆踊りの日、高原に早く到着したので、日没の景色をたっぷり楽しめました。雲海というほどではないかもしれませんが、うっすらと霧も出て山々を覆っていました。ちらほらと集まってきた人々は「久しぶりやねぇ、何年ぶりやろ?」と親しげに言葉を交わしていました。普段は高原にいない方々も、お盆なので帰省されているようでした。

里のみち 天空の里の物語 中辺路町高原〈6〉

中辺路町高原〈5〉虹の花食堂

高原の集落にオープンしたばかりの「虹の花食堂」さんを訪ねました。汗だくで取材をするだけではなくて、たまにはゆっくりランチでもしましょうよということで…。オーナーの東条亜希子さんはとても魅力的な方で、おいしい料理をいただいているうちに緊張がゆるゆるとほぐれました。(私とひろのさんは人見知りをするので、取材ではいつも緊張しています)

里のみち 天空の里の物語 中辺路町高原〈5〉

中辺路町高原〈4〉針地蔵さんのご詠歌

何度目かに高原を訪ねた時、鈴木トシ子さんと大江幸さんが、私たちのリクエストに応じてご詠歌を歌ってくださいました。「ご詠歌って、どんなんですか?」と尋ねると「あれ、知らんですか?」と驚いておられました。地域の女性たちは月に数回集まって、ご詠歌の練習をしているそうです。何ともやさしい文化だなぁと思います。

里のみち 天空の里の物語 中辺路町高原〈4〉

中辺路町高原〈3〉霧の郷たかはら

高原の取材で、泊めていただいた「霧の郷たかはら」さんの記事です。オーナーの小竹さんにも、スタッフの森本さんにもたいへんお世話になりました。宿からの夕景も素晴らしいですが、夜明けの雲海も宿泊客のお楽しみ。私は前夜にいただいたおいしいワインのせいで、うっかり寝過ごして悔しい思いをしましたが。

里のみち 天空の里の物語 中辺路町高原〈3〉

光る庚申様

中辺路町高原〈2〉光る庚申さん

ひろのさんが、光る庚申さんとあっと驚く那須亀太郎さんのイラストを描いてくれました。私たちが高原を訪ねた目的は当初、「那須亀太郎さんに会いに行こう!」だったのですが、そのミッションは残念ながら果たせませんでした。お亡くなりになっていて、とても残念。…ん? 今ふと思ったのですが、祠の中に張り紙をしたのは誰なのだろう。

里のみち 天空の里の物語 中辺路町高原〈2〉

中辺路町高原〈1〉山上の集落

古道歩きの途中で高原の里を通り抜けた時、美しい山里の風景に感激しました。その後、何度か足を運んでいますが、山上の風景は季節ごとに趣きを変えるので見飽きることがありません。休憩所では時おり、手作りのよもぎ餅やみかん餅が売られていて、地域の方の手作りだとか。とっても大きなお餅で、1個食べたらお腹がいっぱい。素朴でおいしい高原の名物です。

里のみち 天空の里の物語 中辺路町高原〈1〉