本宮町大瀬〈7〉真昼の盆踊り

お盆の13日に大瀬の公民館で、太鼓踊りがあると聞いて行ってきました。首から太鼓を下げて両手にバチを持って踊るもので、県内では大瀬でのみ踊られる珍しい盆踊りだそうです。「こんなに素晴らしい民俗芸能が、山間の小さな集落にだけ伝わってきたなんて」と驚嘆しました。現在、大瀬には住民がほとんどいなくなったので、熊野本宮伝統芸能教室の皆さんが継承に尽力されているそうです。和歌山の貴重な民俗芸能を受け継いでくださっていることに感謝します。

里のみち 落人の里の物語 本宮町大瀬〈7〉

投稿日:2013年8月19日
カテゴリー:本宮町 大瀬
文:北浦雅子