夏は川にいてゴウライと呼ばれ、冬は山に入ってガシランボと呼ばれる。 体に松やにをぬってな。
私の祖父が椎茸を栽培している木の上を、小っちゃなガシランボが跳んでいるのを見たという。 小っさい子どもみたいなやつだったという。
現地の記事はこちら
採話地/和歌山県田辺市中辺路町高原 『熊野・中辺路の民話』 1980年 民話と文学の会編 より イラスト:ひろのみずえ